2017年09月27日
ジガー、コンクエストのスプールベアリング交換
ちっすちすちす!!!
来週末にから沖縄に行ってきます。
その前に調子の悪いジガーのオーバーホールと、コンクエストのスプールベアリングの交換をしました。
ジガーはクラッチを切ってスプールをから回しするとシャーシャー言います。
スプール軸上のベアリングが寿命のようです
オーバーホールに関しては過去に記事にしているので、よかったらこちらもご覧下さい。
「オシアジガー1000 オーバーホール」の記事はコチラ
「オシアジガー3000 オーバーホール」の記事はコチラ
「オシアコンクエスト オーバーホール」の記事はコチラ
ジガーやオシコンを整備した事がある方ならご存知かもしれませんが、スプール軸についているベアリングの交換が出来ません
厳密は交換可能ですが、このベアリングはスプール軸にピンが圧入されて固定されている為、なかなか交換が難しい場所でもあるんです。
高確率でコロコロ、シャーシャー言うベアリングなので、もっと簡単に交換できたら良いのですが

因みに、ここのベアリング交換はシマノに頼んでも対応してもらえず、スプール組ごとの交換になってしまいます。
ジガー2000なら6,500円
オシコン300なら7,000円
このお値段・・・・高過ぎ
ってな訳で、ゴリはスプールジグのベアリング交換は自分でやってます。
ここのピンを外す専用機材として、「スプールベアリングリムーバー」や「ピンプーラー」などもありますが、バス用リールの設計の製品が大半な為、ジガーなど太いスプールシャフトには適合しない事が多いです。
荒技としてプラヤーでも対応できますが、ちょっとコツがいるのと微調整が難しいです。ゴリも昔はこの方法でした。
今はバイスの挟む面の両側にルーターで穴を開けて、片側に金属の棒(ゴリは余ったルーターの先を切って再利用)してます。

超単純構造ですが、バイス(万力)だけあってガッチリ感は最強です。
簡単に抜けてくれます。
ジガー2000のスプールシャフトもこの通り!

オシアコンクエスト300もこの通り!!

バッチリ抜けます!!!

何度も抜き差しすると、このピンが次第に緩くなり、ズレてしまう程になると本体固定板と干渉してしまう可能性もありますが、そんな回数を抜き差しすることは無いと思うので大丈夫だと思います。
このスプールシャフトのベアリング規格ですが、
オシアジガー2000、3000 6×12×4
オシアコンクエスト300 5×11×4
です。
シャフトピンを戻す時の手順は、当たり前ですが外した時の逆です。
ある程度バイスでピンを圧入したら、先ほどの棒をバイスに取り付けて、シャフトの中央に来るように調整したら終了です。
(ちゃんと中央にならないと干渉します。)
プライヤーでやる場合はピンの片側が完全に入ったら、ジギング用のリングプライヤーの先端などを使って位置が中央になるように調整したら完了です。
これでフォールもスムーズ、変なシャーシャー音も解決です
この方法、完全にオリジナルですので、実施される際には自己責任でお願いします!!
んじゃ!!!!
来週末にから沖縄に行ってきます。
その前に調子の悪いジガーのオーバーホールと、コンクエストのスプールベアリングの交換をしました。
ジガーはクラッチを切ってスプールをから回しするとシャーシャー言います。
スプール軸上のベアリングが寿命のようです

オーバーホールに関しては過去に記事にしているので、よかったらこちらもご覧下さい。
「オシアジガー1000 オーバーホール」の記事はコチラ
「オシアジガー3000 オーバーホール」の記事はコチラ
「オシアコンクエスト オーバーホール」の記事はコチラ
ジガーやオシコンを整備した事がある方ならご存知かもしれませんが、スプール軸についているベアリングの交換が出来ません

厳密は交換可能ですが、このベアリングはスプール軸にピンが圧入されて固定されている為、なかなか交換が難しい場所でもあるんです。
高確率でコロコロ、シャーシャー言うベアリングなので、もっと簡単に交換できたら良いのですが

因みに、ここのベアリング交換はシマノに頼んでも対応してもらえず、スプール組ごとの交換になってしまいます。
ジガー2000なら6,500円

オシコン300なら7,000円

このお値段・・・・高過ぎ

ってな訳で、ゴリはスプールジグのベアリング交換は自分でやってます。
ここのピンを外す専用機材として、「スプールベアリングリムーバー」や「ピンプーラー」などもありますが、バス用リールの設計の製品が大半な為、ジガーなど太いスプールシャフトには適合しない事が多いです。
荒技としてプラヤーでも対応できますが、ちょっとコツがいるのと微調整が難しいです。ゴリも昔はこの方法でした。
今はバイスの挟む面の両側にルーターで穴を開けて、片側に金属の棒(ゴリは余ったルーターの先を切って再利用)してます。
超単純構造ですが、バイス(万力)だけあってガッチリ感は最強です。
簡単に抜けてくれます。
ジガー2000のスプールシャフトもこの通り!
オシアコンクエスト300もこの通り!!
バッチリ抜けます!!!
何度も抜き差しすると、このピンが次第に緩くなり、ズレてしまう程になると本体固定板と干渉してしまう可能性もありますが、そんな回数を抜き差しすることは無いと思うので大丈夫だと思います。
このスプールシャフトのベアリング規格ですが、
オシアジガー2000、3000 6×12×4
オシアコンクエスト300 5×11×4
です。
シャフトピンを戻す時の手順は、当たり前ですが外した時の逆です。
ある程度バイスでピンを圧入したら、先ほどの棒をバイスに取り付けて、シャフトの中央に来るように調整したら終了です。
(ちゃんと中央にならないと干渉します。)
プライヤーでやる場合はピンの片側が完全に入ったら、ジギング用のリングプライヤーの先端などを使って位置が中央になるように調整したら完了です。
これでフォールもスムーズ、変なシャーシャー音も解決です

この方法、完全にオリジナルですので、実施される際には自己責任でお願いします!!
んじゃ!!!!
Posted by ゴリゴリン at 01:31│Comments(4)
│リール
この記事へのコメント
こんにちは。
ここのベアリングってオフショアのリールは交換用工具がないんですね( ゚Д゚)
スプールごと交換って・・・
私のは使用頻度が少なくオイルメンテだけで大丈夫ですが、交換する際は同じように自作した方が早いし安上がりですね!
ここのベアリングってオフショアのリールは交換用工具がないんですね( ゚Д゚)
スプールごと交換って・・・
私のは使用頻度が少なくオイルメンテだけで大丈夫ですが、交換する際は同じように自作した方が早いし安上がりですね!
Posted by ももじり
at 2017年09月27日 06:44

なるほど!!
ただ万力に抜きの穴を開けるのが大変だったんだろうな・・・
と想像しました。
例えば凹形の金型や箸のような棒状の金型があれば、万力に穴を開けなくとも、金型を当てて抜けるかも!?とあれこれ想像して楽しませてもらいました^^
色々と工夫している道具を見るのは楽しいです。
ただ万力に抜きの穴を開けるのが大変だったんだろうな・・・
と想像しました。
例えば凹形の金型や箸のような棒状の金型があれば、万力に穴を開けなくとも、金型を当てて抜けるかも!?とあれこれ想像して楽しませてもらいました^^
色々と工夫している道具を見るのは楽しいです。
Posted by 半蔵 at 2017年09月27日 10:50
ももじりさん
こんにちは。
もともとスプールごと交換が前提なので、交換工具も社外品か自作しか無いんですよね。社外品も小型のカルカッタとかなら通用するっぽいんですが、ジガーになるとダメなんです。
こんにちは。
もともとスプールごと交換が前提なので、交換工具も社外品か自作しか無いんですよね。社外品も小型のカルカッタとかなら通用するっぽいんですが、ジガーになるとダメなんです。
Posted by ゴリゴリン
at 2017年09月28日 10:36

半蔵さん
こんにちは。
万力に穴開けるの大変でしたよ〜、火花散ってましたし(笑)
確かに凹型の金型で十分行けると思います。ある程度、プライヤーでピンを押し出しておけば対応できると思います。
この辺は色々アイディア次第ですよね。
こんにちは。
万力に穴開けるの大変でしたよ〜、火花散ってましたし(笑)
確かに凹型の金型で十分行けると思います。ある程度、プライヤーでピンを押し出しておけば対応できると思います。
この辺は色々アイディア次第ですよね。
Posted by ゴリゴリン
at 2017年09月28日 10:39
