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2015年12月28日

TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜

ちっすちすちす!!!

さぁ、今回は全開の続きでTDイグニス2004Cの組み上げ編です。

組み上げに関しては過去のグログ記事があるのでこちらを参考にお願いします。
過去の記事はコチラ→TDイグニス メンテナンス

さて今回の機体!!



TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜



意外といい感じ!!


今回のチューニングポイントは前回のブログで書きましたが、

①無段階クラッチ加工
②クラッチ玉抜き加工
③ギアスワップ
④オシュレートベアリング追加
⑤ウォームシャフトベアリング追加
⑥ドライブギアベアリング加工



んじゃーやって行きましょう!!!
①まずは無段階クラッチ!!!

これ、どーゆーことかというと、クラッチは普通ワンウェイかリバースの2モードしかないんです。
これって、リールを分解したことあるひとならわかるとおもうんですが、このクラッチ部分の圧着具合が調整できると車でいう半クラ(厳密には違いますが)状態にできるんです。
クラッチも管釣りリールの「巻き」を軽くする重要な要素なので、これが任意で好きな重さに出来るんです。



どーするかというと、まずは削ります!!
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜



ルーター使ってうまく削れる人はいいんですが、ゴリは無理なので、ざっくりと削ってパテで奇麗に処理します。
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜


こうすることで奇麗にRがつくので、調整の板バネのテンションの掛かりもいいかと思ってます。
削った分、板バネとの間に隙間間隔が広がるので、隙間を埋める意味で、耐熱チューブで調整します。
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜



んで、こいつを組むとこんな感じ!
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜


②んで、次は玉抜き加工!!!
これはプロトタイプという事でまた、次の機会に書きますね。

そのかわり、クラッチを支えているパーツの加工方法を書いときます。
これはTD系のみならず、旧リアルフォーでも使える技です。

見て分かるとおり、左が純正、右が加工品です。
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜


こいつも先ほどのクラッチにかんするパーツでこいつにすこし曲を付けることで、クラッチをワインウェイ側に最大にしても軽巻き(半クラ)状態がキープされます。さすがに、無段階クラッチ加工はって方でもこちらはできるかと思います。

加工方法は簡単!!!

バイスで噛んで・・・・・・
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜


ピンセット(私の業界では鑷子といいますが)を穴の幅限界まで差し込みグイッとね
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜


昔はルーターで削ったりもしてましたが。この方法が一番です。


③つづいて、ギヤ!!!
いやぁ〜、どこで見つけて来たのと言われそうなほぼ新品ギア!!こんなのもう、二度と手に入らないだろうなぁ!!


うん!!奇麗だぁー
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜



④ウォームシャフトのギヤ追加ですが、こいつはTD系の中でもZとシルバークリークZとの差別化?!で採用されているものです。
イグニスはプラスチックカラーですが、単純な6×3×2.5のベアリング2個が追加で行けます。
それとダイワの追加パーツでウォームシャフトカラーというパーツが必要になります。
肝心な写真ですが、とりわすれました。。。。ごめんなさい。



⑤オシュレーティングギヤはプラスチックカラーになってるものをベアリングに変更です。
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜



⑥最後にドライブギヤ周りのベアリング加工ですが、これは賛否両論あるの、やるかやらないかは自己判断でお願い致します。
今回はオーナーの依頼で一切弄っていませんが、通常、ごりはここをオープン化してます。
ゴリの場合、エリア限定でしかも青天の日のみの使用に限っているのでオープンの価値を感じていますが、ゴミや雨の混入で巻き心地の変動や、機械部分の損傷などもあるかもしれません。あくまでも自己判断でお願いします。
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜
※画像は過去のステラの記事からの抜粋です。

ざっくりになっちゃいました。こんな感じで組んでみました!!
グリスはいつものとおり、DGにPTFEの配合で「軽×滑」を味付けます。
個人的にはかなり納得の軽巻きリールです。


コレからのハイシーズンにはバッチリです。


P.S. 鳥羽の餌釣り釣行ですが、嫁が56cmのヒラメをつりました、しかもレンタルタックルで。。。。。
ゴリは一回あたりがあったのみで完全ぼぅおーづですがガーン
TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜


TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜


TDイグニス 2004Cを弄る 〜組み上げ編〜
やるな!!!!(笑)



ん〜、2015年はめっきり管釣りとも離れてきちゃったなぁ〜。
2016年は海も山もやろうとおもいます。


んじゃ!!!!!




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Posted by ゴリゴリン at 00:04│Comments(11)リール
この記事へのコメント
始めまして!
何時も勉強させつ頂いてます。
自分も04ルビアスを使っているんですが、
ウォームシャフトのコツコツ音が消えなくて困っているんですが、
何かいい対処方法は無いでしょうか?
Posted by しろねこ at 2015年12月29日 00:37
こんにちは!
こんなショボショボブログを読んで頂いているなんて嬉しいっす!!!

ウォームシャフトのコツコツ音というのは本当に聞こえる音ですか?
スプールが一番上に上がるポイントと一番下に下がるポイントでカチンっという音(感触)はありますか??

実際の機体を見ていないので正確にはわかりませんが、TD系でもよくあるのが、ウォームシャフトとオシュレーティングスライダーを結ぶポール(品番:195026)というパーツの摩耗によるガタツキが原因で発生する異音があります。これは、パーツを交換することである程度の対策が出来るかと思います。本当に厳密にいうと、このポール自体も新品状態だとなじみが悪く、少し削って角度付けるといいのですが、そこまでやらなくてもなじみが出れば良い感じにはなると思います。あとは究極のグリスで音消しもありますが、これは巻きが重くなります。

あとは見当違いかもしれませんが、そのコツコツ音はローターがゆっくり回転すると鳴って、高速回転だと鳴らないなんてことないですか?私も経験があるのですが、キックレバーとキックアームから鳴っている可能性もあります。これは機種特性なので、どうしても音消ししたければグリス薄く塗布することで改善出来ます。

回答になっていればいいんですが。色々試してみてくださいね〜
Posted by ゴリゴリンゴリゴリン at 2015年12月29日 03:17
こんにちは!
コツコツ音ですが、ルールを上か下に向けた時に音と振動があるんです。
ちょうどウォームギアのクロス部分の五箇所分なってます(^^;

もちろん部品も新品に換えたり削ったりしたんですが、症状が出てる固体は結局だめでした。
 
大雑把な釣りはいいですが、繊細な釣りは気なってだめですね。
Posted by しろねこ at 2015年12月29日 11:03
しろねこさん

リールを上か下かに傾けた際に音が発生するとなると、やはりウォームシャフトにスプールの重さでが乗った時に発生してる可能性がありますね。ただ、部品を買えても異音が発生しているとなると、原因は違うんですかね〜???ウォームシャフトのクリアランスは調整されていますか?
Posted by ゴリゴリンゴリゴリン at 2015年12月30日 17:47
こんばんは!
嫁の実家に帰ってました。
ウォームシャフトのクリアランスと言うのは前後のガタでしょうか?
ワッシャーの厚みがいいのが無くて難しくないですか?
Posted by しろねこ at 2016年01月05日 00:28
しろねこさん

こんばんは!!
ことしも宜しくお願い致します。
ウォームシャフトですが、前後のクリアランスもありますが、ポールの突き出し量調整の方が音は消えるかもしれないですよ?お話を聞いていると切り替えポイントでの音のような気がします。純正品は0.1mmですが、これより薄いシムはないと思うので、この0.1mm幅で調整は如何でしょうか?
これで調整きくといいんですが!
Posted by ゴリゴリンゴリゴリン at 2016年01月06日 00:42
こんばんは!
ポールの突き出し量ですが、溝の奥にピッタリくらいがいいんでしょうか?
取りあえず調整してみます。
Posted by しろねこ at 2016年01月08日 00:47
ピッタリですとウォームシャフトとポールの切り替えポイントでノイズがが発生しやくなります。ポイントとしては5カ所の引っかかり箇所がありますので、多分そのノイズだと思います。少しポールが摩耗してる位の状態がベストでかなり使い込んでいるもの、新品のものもノイズが出やすい印象です。突き出し量は個体差があるのでなんとも言えませんが、新品の状態からポールの側面に角度を付けるよう削る必要があります。「U」これがポールを横から見た形状だとすると→この「U時」型のポールの両側部分を上からみるとこのように→■平面になってると思います。これをサンドペーパーかルーターで→▲になるように角を付けます。角度の精度は重要ではないでの、ポールの側面部分とウォームシャフトの接点の面積が少なくなるようにしてください。注意点は削り過ぎによりポール幅が短くならないよう注意してください。多分、この削りによる接点の減少=切り替えポイントのノイズ消しと、突き出し量調整でかなり変わるはずです。分からなければ言ってください。
Posted by ゴリゴリンゴリゴリン at 2016年01月09日 23:32
初めまして。すごい技術に驚くばかりです。
とくに⑤でポールホルダーカラーをベアリングに交換されているのにびっくりです。ミニチュアベアリングの規格品には内外径、厚みとも、この部分に適合するものはないと思ったのですが、もしかすると存在するのでしょうか。もしくはポールを削っておられるのでしょうか?
Posted by くろねこ at 2016年09月29日 23:24
くろねこさん

こんばんは!コメントありがとうございます。しばらくスピニングを弄っていないのでうる覚えな部分があります。間違っていたらごめんなさい、確かTD系は6×3×2.5が2つ、シマノ系は5×2×2.5を2つか、ベアリング1個+ステラ用の「クロスギヤピンカラー」というパーツで調整が可能です。どちらもシムによる調整が若干必要になる場合が多いかと思います。
Posted by ゴリゴリンゴリゴリン at 2016年10月04日 01:07
コメント失礼します。
tdイグニス 2004の記事を拝見して、
オシュレーティングギヤのベアリングのサイズと個数が知りたくてコメント致しました。

お手数ですが連絡頂けると幸いです。
Posted by りょ at 2022年12月14日 01:34
 
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