2017年09月27日
ジガー、コンクエストのスプールベアリング交換
ちっすちすちす!!!
来週末にから沖縄に行ってきます。
その前に調子の悪いジガーのオーバーホールと、コンクエストのスプールベアリングの交換をしました。
ジガーはクラッチを切ってスプールをから回しするとシャーシャー言います。
スプール軸上のベアリングが寿命のようです
オーバーホールに関しては過去に記事にしているので、よかったらこちらもご覧下さい。
「オシアジガー1000 オーバーホール」の記事はコチラ
「オシアジガー3000 オーバーホール」の記事はコチラ
「オシアコンクエスト オーバーホール」の記事はコチラ
ジガーやオシコンを整備した事がある方ならご存知かもしれませんが、スプール軸についているベアリングの交換が出来ません
厳密は交換可能ですが、このベアリングはスプール軸にピンが圧入されて固定されている為、なかなか交換が難しい場所でもあるんです。
高確率でコロコロ、シャーシャー言うベアリングなので、もっと簡単に交換できたら良いのですが

因みに、ここのベアリング交換はシマノに頼んでも対応してもらえず、スプール組ごとの交換になってしまいます。
ジガー2000なら6,500円
オシコン300なら7,000円
このお値段・・・・高過ぎ
ってな訳で、ゴリはスプールジグのベアリング交換は自分でやってます。
ここのピンを外す専用機材として、「スプールベアリングリムーバー」や「ピンプーラー」などもありますが、バス用リールの設計の製品が大半な為、ジガーなど太いスプールシャフトには適合しない事が多いです。
荒技としてプラヤーでも対応できますが、ちょっとコツがいるのと微調整が難しいです。ゴリも昔はこの方法でした。
今はバイスの挟む面の両側にルーターで穴を開けて、片側に金属の棒(ゴリは余ったルーターの先を切って再利用)してます。

超単純構造ですが、バイス(万力)だけあってガッチリ感は最強です。
簡単に抜けてくれます。
ジガー2000のスプールシャフトもこの通り!

オシアコンクエスト300もこの通り!!

バッチリ抜けます!!!

何度も抜き差しすると、このピンが次第に緩くなり、ズレてしまう程になると本体固定板と干渉してしまう可能性もありますが、そんな回数を抜き差しすることは無いと思うので大丈夫だと思います。
このスプールシャフトのベアリング規格ですが、
オシアジガー2000、3000 6×12×4
オシアコンクエスト300 5×11×4
です。
シャフトピンを戻す時の手順は、当たり前ですが外した時の逆です。
ある程度バイスでピンを圧入したら、先ほどの棒をバイスに取り付けて、シャフトの中央に来るように調整したら終了です。
(ちゃんと中央にならないと干渉します。)
プライヤーでやる場合はピンの片側が完全に入ったら、ジギング用のリングプライヤーの先端などを使って位置が中央になるように調整したら完了です。
これでフォールもスムーズ、変なシャーシャー音も解決です
この方法、完全にオリジナルですので、実施される際には自己責任でお願いします!!
んじゃ!!!!
来週末にから沖縄に行ってきます。
その前に調子の悪いジガーのオーバーホールと、コンクエストのスプールベアリングの交換をしました。
ジガーはクラッチを切ってスプールをから回しするとシャーシャー言います。
スプール軸上のベアリングが寿命のようです

オーバーホールに関しては過去に記事にしているので、よかったらこちらもご覧下さい。
「オシアジガー1000 オーバーホール」の記事はコチラ
「オシアジガー3000 オーバーホール」の記事はコチラ
「オシアコンクエスト オーバーホール」の記事はコチラ
ジガーやオシコンを整備した事がある方ならご存知かもしれませんが、スプール軸についているベアリングの交換が出来ません

厳密は交換可能ですが、このベアリングはスプール軸にピンが圧入されて固定されている為、なかなか交換が難しい場所でもあるんです。
高確率でコロコロ、シャーシャー言うベアリングなので、もっと簡単に交換できたら良いのですが

因みに、ここのベアリング交換はシマノに頼んでも対応してもらえず、スプール組ごとの交換になってしまいます。
ジガー2000なら6,500円

オシコン300なら7,000円

このお値段・・・・高過ぎ

ってな訳で、ゴリはスプールジグのベアリング交換は自分でやってます。
ここのピンを外す専用機材として、「スプールベアリングリムーバー」や「ピンプーラー」などもありますが、バス用リールの設計の製品が大半な為、ジガーなど太いスプールシャフトには適合しない事が多いです。
荒技としてプラヤーでも対応できますが、ちょっとコツがいるのと微調整が難しいです。ゴリも昔はこの方法でした。
今はバイスの挟む面の両側にルーターで穴を開けて、片側に金属の棒(ゴリは余ったルーターの先を切って再利用)してます。
超単純構造ですが、バイス(万力)だけあってガッチリ感は最強です。
簡単に抜けてくれます。
ジガー2000のスプールシャフトもこの通り!
オシアコンクエスト300もこの通り!!
バッチリ抜けます!!!
何度も抜き差しすると、このピンが次第に緩くなり、ズレてしまう程になると本体固定板と干渉してしまう可能性もありますが、そんな回数を抜き差しすることは無いと思うので大丈夫だと思います。
このスプールシャフトのベアリング規格ですが、
オシアジガー2000、3000 6×12×4
オシアコンクエスト300 5×11×4
です。
シャフトピンを戻す時の手順は、当たり前ですが外した時の逆です。
ある程度バイスでピンを圧入したら、先ほどの棒をバイスに取り付けて、シャフトの中央に来るように調整したら終了です。
(ちゃんと中央にならないと干渉します。)
プライヤーでやる場合はピンの片側が完全に入ったら、ジギング用のリングプライヤーの先端などを使って位置が中央になるように調整したら完了です。
これでフォールもスムーズ、変なシャーシャー音も解決です

この方法、完全にオリジナルですので、実施される際には自己責任でお願いします!!
んじゃ!!!!
2017年09月18日
トルサ レバーブレーキ機能を改良してフォールスピードを調整
チッスチスチス!!
3連休なのに2日間も仕事が入ってしまいました。
どっちにしろ台風も来てるので、この天候では釣りには行けませんが・・・・
どーも
ヒッキーなゴリです

今日は3連休唯一の休みだったので家でまったりしながら、久々にトルサを弄ってました。

このトルサ、すでに終売になってしまったリールなので入手方法と言えばオークションなどから購入するしかないのですが、とっても優秀。
何が良いってその剛性とフォールの速さ、そしてレバードラグ式リールなのに、レバーを絞り込んでも全然巻きが重くない事!!
しかし、以前に記事にした様に、スタードラグ式リールと違ってメカニカルブレーキが無いため、フォール時に気が緩むと一気にバックラッシュ
こんな感じでラインがボワッとなっちゃう事も!

「スタードラグ or レバードラグ?どっちがお好き??」の記事はコチラ
最近購入したSOMのブルーヘブンはスプールフリーからドラグが効き始めるMINの位置までの間がラチェットが効かない様に設計されており、微妙なブレーキをかける事が出来る為、フォール速度をコントロールすることが出来ます。

それに比べ、トルサはスプールフリーの位置からドラグが効き始めるポジションまでの距離が短い上に、等間隔でラチェットが効く様に設計されてる為、レバーでのブレーキ調整が極めて難しい
なら、調整出来る様にしちゃえ!って事でちょっと弄ってみました。
弄ったのは単純に、レバーガイド(横の銀色のプレート)の音出しピンがハマる穴を削るだけ。
ノーマルプレートの下から2番目の穴と、3番目の穴をルーターで削って繋げてあげます。
Before

After

こんな感じです
本体に取り付けるとこんな感じで削った部分がわかりやすいと思います。

写真で見ると、調整範囲が狭い様に思われるかも知れませんが、指が触れるドラグレバーの位置になると1cm位の調整可動域が出来ます。
また構造上、ドラグレバーアタリBというパーツの真上が、このレバーブレーキの微調整ゾーンになる為、程よいスプリングバック(レバーが勝手にスプールフリーポジションに戻ろうとします。下記の動画にも映っています。)が感じれる為、かなり調整しやすいです。もし、調整範囲上でスプリングバック感を弱くされたければ、このドラグレバーアタリBのバネを少し切って貰えば調整が可能になります。
こんな感じで調整出来ますというのを動画にしてみました。
スプールを空転させて、少しずつレバーを絞り込んで行くとラチェットは掛からずに、スプールにブレーキが掛かる様になります。
こんな感じで、レバーを絞った分だけブレーキを掛ける事が出来ます。
勿論、左手の親指ブレーキも重要なんですが、このレバーブレーキも併用するとフォールのコントロールはさらにやりやすくなると思います。
今回のカスタムですが、最大ドラグ値を何キロに設定するかでも調整する穴の位置が変わって来ます。
ゴリはドラグMAX値を8kg程に設定していますので、レバーガイドの穴が2つ目+3つ目で丁度良いのですが、もっと高いドラグ値に設定するとブレーキの効き始めのポイントが手前から効き出しますので、穴の拡張位置に調整が必要です。逆に、もっと軽いドラグ値に設定すると、レバーガイドの穴が3つ目より上で効き始める場合もありますので、3つ目+4つ目位で調整する必要があるかも知れません。その辺りは個体差を含め、調整が必要になります。
毎回の事ですが、カスタムされる際は自己責任でお願い致します。
んじゃ!!!
3連休なのに2日間も仕事が入ってしまいました。
どっちにしろ台風も来てるので、この天候では釣りには行けませんが・・・・

どーも



今日は3連休唯一の休みだったので家でまったりしながら、久々にトルサを弄ってました。

このトルサ、すでに終売になってしまったリールなので入手方法と言えばオークションなどから購入するしかないのですが、とっても優秀。
何が良いってその剛性とフォールの速さ、そしてレバードラグ式リールなのに、レバーを絞り込んでも全然巻きが重くない事!!
しかし、以前に記事にした様に、スタードラグ式リールと違ってメカニカルブレーキが無いため、フォール時に気が緩むと一気にバックラッシュ

こんな感じでラインがボワッとなっちゃう事も!
「スタードラグ or レバードラグ?どっちがお好き??」の記事はコチラ
最近購入したSOMのブルーヘブンはスプールフリーからドラグが効き始めるMINの位置までの間がラチェットが効かない様に設計されており、微妙なブレーキをかける事が出来る為、フォール速度をコントロールすることが出来ます。

それに比べ、トルサはスプールフリーの位置からドラグが効き始めるポジションまでの距離が短い上に、等間隔でラチェットが効く様に設計されてる為、レバーでのブレーキ調整が極めて難しい

なら、調整出来る様にしちゃえ!って事でちょっと弄ってみました。
弄ったのは単純に、レバーガイド(横の銀色のプレート)の音出しピンがハマる穴を削るだけ。
ノーマルプレートの下から2番目の穴と、3番目の穴をルーターで削って繋げてあげます。
Before
After
こんな感じです

本体に取り付けるとこんな感じで削った部分がわかりやすいと思います。
写真で見ると、調整範囲が狭い様に思われるかも知れませんが、指が触れるドラグレバーの位置になると1cm位の調整可動域が出来ます。
また構造上、ドラグレバーアタリBというパーツの真上が、このレバーブレーキの微調整ゾーンになる為、程よいスプリングバック(レバーが勝手にスプールフリーポジションに戻ろうとします。下記の動画にも映っています。)が感じれる為、かなり調整しやすいです。もし、調整範囲上でスプリングバック感を弱くされたければ、このドラグレバーアタリBのバネを少し切って貰えば調整が可能になります。
こんな感じで調整出来ますというのを動画にしてみました。
スプールを空転させて、少しずつレバーを絞り込んで行くとラチェットは掛からずに、スプールにブレーキが掛かる様になります。
こんな感じで、レバーを絞った分だけブレーキを掛ける事が出来ます。
勿論、左手の親指ブレーキも重要なんですが、このレバーブレーキも併用するとフォールのコントロールはさらにやりやすくなると思います。
今回のカスタムですが、最大ドラグ値を何キロに設定するかでも調整する穴の位置が変わって来ます。
ゴリはドラグMAX値を8kg程に設定していますので、レバーガイドの穴が2つ目+3つ目で丁度良いのですが、もっと高いドラグ値に設定するとブレーキの効き始めのポイントが手前から効き出しますので、穴の拡張位置に調整が必要です。逆に、もっと軽いドラグ値に設定すると、レバーガイドの穴が3つ目より上で効き始める場合もありますので、3つ目+4つ目位で調整する必要があるかも知れません。その辺りは個体差を含め、調整が必要になります。
毎回の事ですが、カスタムされる際は自己責任でお願い致します。
んじゃ!!!
2017年09月15日
シマノ オシアジガーハンドル交換 T型パワーハンドルをオシアジガー・コンクエストに装着
ちっすちすちす!!
朝夕はだいぶ涼しくなってきましたね。
夏も終盤、いよいよお魚パラダイスなシーズンに家にこもりっぱなしのゴリです!どーも
先日、後輩ちゃんから「パワーハンドル買いました!!」とLINEが飛んできたので、ジガー3000のハンドルを移植したのかと思いきや、聞くところによると夢屋のT型パワーハンドルを購入したとの事!!
それがコレ!

9000円・・・・
SOMなんかよりは安いですね。
夢屋なので、ジガー3000と同じ92mmスペックかと思っていたら少しばかりハンドルが短かい様で、ジガー2000ど同じ85mmハンドルでした。
それなら、ハンドルノブだけ交換したら良いのにって事でその裏技をご紹介します。
因みにリールカスタムに詳しい方はご存知だと思いますが、ジガー2000(ジガー1000、1500、オシアコンクエスト300など)と3000ではハンドルノブシャフト(ハンドルノブを固定する軸)の長さが違います。なので、ジガー2000と3000ではノブに互換性が無いんです。
それをちょっと弄ると装着できる様になるんです。
オシアジガー2000(1000、1500、オシアコンクエスト300)のハンドルシャフト

オシアジガー3000のハンドルシャフト

過去の記事で3000の純正ハンドルにSOMのハンドルノブを装着する記事も書いてますので良かったらご覧ください。
「オシアジガー3000の純正ハンドルにSOMのハンドルを装着する」記事はこちら
本題に戻ります。
まずはハンドルノブ本体の購入ですが、新品で4000円です。
釣具屋さんで「16’ジガー3000のT型ハンドルのハンドルノブ周り一式を単品発注」と伝えればOKです。
このハンドルをポン付するとハンドルシャフト長が短かいのでこんな感じになっちゃいます。

ベアリングをはめてもネジ穴まで大分距離が出来てしまいます。
8mm程長さが足りません。

この距離を埋める為に延長用のネジを装着します。
それがこちら。

こんな感じで純正ハンドルにネジ式で装着が出来ます。


これで足りなかった長さを8mm延長する事出来ます。
数量次第で値段は変わりますが、1個で買っても224円です。
品番:BRU-2608
このネジはウィルコでもモノタロウでもでも購入が可能です。
ウィルコさんのHPはコチラ
モノタロウさんHPはコチラ
延長したネジは若干直径が太くなる為、純正のベアリングは流用出来ません。
5×9×3のベアリングが必要になります。
今回、ゴリが購入したベアリングは「uxcell 深溝玉軸受 デュアルメタルシールド クリニーク950ZZ」という製品です。
これ、アマゾンで5個も入って、627円!!1個あたり125円!!激安です
いつもミネベアのベアリングですが、「ハンドルだし試しに使って調子悪かったら変えれば良いや」感覚で購入しましたが一切問題なしです!
5個もあるので余ってしまいますが、ジガー、コンクエストのハンドルノブの根元側のベアリングともサイズが同じなので、回転フィーリングが悪くなったら交換用にでも使ってください。
uxcell 深溝玉軸受 デュアルメタルシールド クリニーク950ZZ 5mm x 9mm x 3mm
組み立てるとこんな感じ。
座金は純正のままで大丈夫です。


ハンドルを装着すると足りなかった長さもピッタリに!

あとはネジ、キャップを元に戻せば完成です。
ってなわけで、ジガー2000にT型ハンドルを取り付ける事できます!!
掛かった金額は
ハンドル:2900円
ネジ:224円
ベアリング:125円
合計:3249円です!!

お財布にも優しいカスタムで、とりあえずT型ハンドルを試したいって方は如何でしょうか???
(毎回のお決まりですが、カスタムは自己責任でお願いします)
んじゃ!!!
朝夕はだいぶ涼しくなってきましたね。
夏も終盤、いよいよお魚パラダイスなシーズンに家にこもりっぱなしのゴリです!どーも

先日、後輩ちゃんから「パワーハンドル買いました!!」とLINEが飛んできたので、ジガー3000のハンドルを移植したのかと思いきや、聞くところによると夢屋のT型パワーハンドルを購入したとの事!!
それがコレ!
9000円・・・・

SOMなんかよりは安いですね。
夢屋なので、ジガー3000と同じ92mmスペックかと思っていたら少しばかりハンドルが短かい様で、ジガー2000ど同じ85mmハンドルでした。
それなら、ハンドルノブだけ交換したら良いのにって事でその裏技をご紹介します。
因みにリールカスタムに詳しい方はご存知だと思いますが、ジガー2000(ジガー1000、1500、オシアコンクエスト300など)と3000ではハンドルノブシャフト(ハンドルノブを固定する軸)の長さが違います。なので、ジガー2000と3000ではノブに互換性が無いんです。
それをちょっと弄ると装着できる様になるんです。
オシアジガー2000(1000、1500、オシアコンクエスト300)のハンドルシャフト

オシアジガー3000のハンドルシャフト

過去の記事で3000の純正ハンドルにSOMのハンドルノブを装着する記事も書いてますので良かったらご覧ください。
「オシアジガー3000の純正ハンドルにSOMのハンドルを装着する」記事はこちら
本題に戻ります。
まずはハンドルノブ本体の購入ですが、新品で4000円です。
釣具屋さんで「16’ジガー3000のT型ハンドルのハンドルノブ周り一式を単品発注」と伝えればOKです。
このハンドルをポン付するとハンドルシャフト長が短かいのでこんな感じになっちゃいます。
ベアリングをはめてもネジ穴まで大分距離が出来てしまいます。
8mm程長さが足りません。
この距離を埋める為に延長用のネジを装着します。
それがこちら。
こんな感じで純正ハンドルにネジ式で装着が出来ます。
これで足りなかった長さを8mm延長する事出来ます。
数量次第で値段は変わりますが、1個で買っても224円です。
品番:BRU-2608
このネジはウィルコでもモノタロウでもでも購入が可能です。
ウィルコさんのHPはコチラ
モノタロウさんHPはコチラ
延長したネジは若干直径が太くなる為、純正のベアリングは流用出来ません。
5×9×3のベアリングが必要になります。
今回、ゴリが購入したベアリングは「uxcell 深溝玉軸受 デュアルメタルシールド クリニーク950ZZ」という製品です。
これ、アマゾンで5個も入って、627円!!1個あたり125円!!激安です

いつもミネベアのベアリングですが、「ハンドルだし試しに使って調子悪かったら変えれば良いや」感覚で購入しましたが一切問題なしです!
5個もあるので余ってしまいますが、ジガー、コンクエストのハンドルノブの根元側のベアリングともサイズが同じなので、回転フィーリングが悪くなったら交換用にでも使ってください。
uxcell 深溝玉軸受 デュアルメタルシールド クリニーク950ZZ 5mm x 9mm x 3mm
組み立てるとこんな感じ。
座金は純正のままで大丈夫です。

ハンドルを装着すると足りなかった長さもピッタリに!
あとはネジ、キャップを元に戻せば完成です。
ってなわけで、ジガー2000にT型ハンドルを取り付ける事できます!!
掛かった金額は
ハンドル:2900円
ネジ:224円
ベアリング:125円
合計:3249円です!!

お財布にも優しいカスタムで、とりあえずT型ハンドルを試したいって方は如何でしょうか???
(毎回のお決まりですが、カスタムは自己責任でお願いします)
んじゃ!!!
2017年09月11日
17' SOM ブルーヘブンL50 OGM S2T 完全復活!!
ちっすちすちす!!
ここまで2回記事にしてきました17’SOM 大田ガレージモデル(OGM)のブルーヘブンL50。
買ってはみたもののリーコルからの不完全修理なんかもあり、テンションやや下がり気味でしたが2回目の修理から無事に戻ってきました
1回目「17' ブルーヘブン L50 大田ガレージモデル」の記事はコチラ
2回目「17' SOM ブルーヘブンL50 OGM S2Tのその後」の記事はコチラ
今回も迅速な対応を頂き、発送から数日で返送して頂きました。
結論から言いますと、完全復活して戻ってきました


因みにどんな症状だったかというと、
■購入時
:クラッチが切れている時にスプールがカタカタとなる
:ドラグが5kg程度しか掛からない
■リコール修理対応後(1回目)
:クラッチが切れている時にスプールがカタカタとなる → 完治
:ドラグが5kg程度しか掛からない → MAXで6kg以下(あまり変化なし??)
:フォールが激的に遅い&クラッチが完全に切れないようになった(悪化)
と、なんだか凄い残念な感じに・・・・
正直、ノーマルブルーヘブンの方が良いんじゃないかと思う程でした。
ただ、その後にSOMに直接相談して2回目の整備対応をして頂ける事になり、完全復活して戻ってきました。
■リコール修理対応後(2回目)
:不調だったドラグ力 → スプール本体の寸法公差によるもので交換(完全復活 MAX 9kg)
:フォール速度の低下 → 内部スプリングの調整&ベアリングメンテナンス
これでやっとスペック通りのリールになりました。
ドラグも9kg以上出ます、問題だった激的に遅いフォールもスーパーフリースプール本来の回転になりました
これで安心して遠征釣行もこなせそうです。
今回の件で、SOMには誠実に対応頂けたと感じています。
本来であれば店頭陳列時に、現状のスペック値状態で販売をして欲しかったと言うのが本音ですが、機械には「個体差」が付き物だと個人的には思っているので、きちんとしたアフターサービスをして頂けた事には感謝しています。
これが海外メーカーのリールでebayや海外ショップから取り寄せた物だったりしたら、個人ではお手上げだったかもしれません。
今回のリール購入に際して唯一問題だったのは「店頭での個体を選べなかった事」だと思います、ノーマルヘブンを購入した際には、6台あった在庫から2台を触って選びましたが、OGMは店頭入荷時で1台だけでしたので、選択の余地がありませんでした。以前の記事にも書いた事がありますが、リールだけは購入に時に在庫をクルクル回して、ちゃんとチェックしてから買わなければいけないなと改めて感じました。
とりあえず無事にOGMが完全復活で安心です
んじゃ!!
ここまで2回記事にしてきました17’SOM 大田ガレージモデル(OGM)のブルーヘブンL50。
買ってはみたもののリーコルからの不完全修理なんかもあり、テンションやや下がり気味でしたが2回目の修理から無事に戻ってきました

1回目「17' ブルーヘブン L50 大田ガレージモデル」の記事はコチラ
2回目「17' SOM ブルーヘブンL50 OGM S2Tのその後」の記事はコチラ
今回も迅速な対応を頂き、発送から数日で返送して頂きました。
結論から言いますと、完全復活して戻ってきました


因みにどんな症状だったかというと、
■購入時
:クラッチが切れている時にスプールがカタカタとなる
:ドラグが5kg程度しか掛からない
■リコール修理対応後(1回目)
:クラッチが切れている時にスプールがカタカタとなる → 完治
:ドラグが5kg程度しか掛からない → MAXで6kg以下(あまり変化なし??)
:フォールが激的に遅い&クラッチが完全に切れないようになった(悪化)
と、なんだか凄い残念な感じに・・・・

正直、ノーマルブルーヘブンの方が良いんじゃないかと思う程でした。
ただ、その後にSOMに直接相談して2回目の整備対応をして頂ける事になり、完全復活して戻ってきました。
■リコール修理対応後(2回目)
:不調だったドラグ力 → スプール本体の寸法公差によるもので交換(完全復活 MAX 9kg)
:フォール速度の低下 → 内部スプリングの調整&ベアリングメンテナンス
これでやっとスペック通りのリールになりました。
ドラグも9kg以上出ます、問題だった激的に遅いフォールもスーパーフリースプール本来の回転になりました

これで安心して遠征釣行もこなせそうです。
今回の件で、SOMには誠実に対応頂けたと感じています。
本来であれば店頭陳列時に、現状のスペック値状態で販売をして欲しかったと言うのが本音ですが、機械には「個体差」が付き物だと個人的には思っているので、きちんとしたアフターサービスをして頂けた事には感謝しています。
これが海外メーカーのリールでebayや海外ショップから取り寄せた物だったりしたら、個人ではお手上げだったかもしれません。
今回のリール購入に際して唯一問題だったのは「店頭での個体を選べなかった事」だと思います、ノーマルヘブンを購入した際には、6台あった在庫から2台を触って選びましたが、OGMは店頭入荷時で1台だけでしたので、選択の余地がありませんでした。以前の記事にも書いた事がありますが、リールだけは購入に時に在庫をクルクル回して、ちゃんとチェックしてから買わなければいけないなと改めて感じました。
とりあえず無事にOGMが完全復活で安心です

んじゃ!!
2017年09月01日
17' SOM ブルーヘブンL50 OGM S2Tのその後
ちっすちすちすちす!!
楽しかった夏休みもあっという間に終わってしまい、社会復帰へのリハビリ中なゴリです、どーも
以前投稿したブルーヘブンのリコールの記事にも書いていたリールが戻ってきたので「その後」を書きたいと思います。
「SOMブルーヘブン L50 大田ガレージモデル」の記事はコチラ

ご存知の方も多いとは思いますが、Newブルーヘブンの大田ガレージモデルのリコール。
どんな内容か言うと、クラッチをフリー状態にした際に「スプールがカタカタなる」、「ドラグ値が設計より低くしか掛からない」が主な内容でした。
SOMに電話で確認したところ、ゴリの機種も対象の症状が出ていた為、郵送する事に。。。。
金曜のお昼に宅急便で出したのですが、土曜の午前中には修理が完了して戻ってきました。
なんと、24時間以内の対応!!!!ダイソンより凄いスピーディ
で、実際のところこんな感じです。
リコール前↓
修理後↓
おおお〜〜!!無事に直ってる!!
これでこいつも沖縄に持っていける!!!と思ったのが出発3日

この大田ガレージモデル、ノーマルと何が違うのかと言うと、まずは軽量であること、本体のサイドカバーの肉抜きにハンドルはカーボン化、グリップも肉抜き加工がされおり、感度が向上しているとのこと。また、ハンドルシャフト、スプールシャフト、ハンドルリベットがノーマルヘブンはステンレス素材に対して、OGM(大田ガレージモデル)はチタン合金製。このパーツ加工に大田区の工場が関わっているから大田ガレーモデルという名前の由来になってます。
以前のブルーヘブンではノーマルヘブンがステンレスギア、OGMが真鍮ギアだったのに対して、17’ヘブンからノーマルが真鍮ギア、OGMがステンレスギアに変わっています。
これが17’ノーマルヘブンのギア

こちらが17’ OGMのギア

見ての通り全然違う素材と言うのはわかっていただけると思います。
実際の巻き心地も全然違い、ノーマルヘブンの方がしっとり系で今風のリールって感じです。
それに比べ、OGMは硬いギア同士が噛み合っている感じは強く受けます。
イメージとしては、ダイワのイグジストのノーマルギアが17’ノーマルヘブンなら、OGMはハイパーデジギアに近い感じです。
これも感度の観点から、硬い素材の選択になったんだそうです。
それと、もう一つ違うのが、レバードラグのフリーの位置からMINまでの距離。
レバードラグ式のリールをご使用された事がある方はわかると思いますが、ここの微調節でスプールにブレーキをかける事ができるので、フォール速度の調整が出来る様になります。
オシアジガーでいう、メカニカルブレーキみたいな感じです。
ここの距離がノーマルヘブンと比べて広い為、調整の幅が大きくなるので、より細かい調整ができるようになります。

もっと詳しく知りたい方はメーカーHPをご覧ください。
大分、話が逸れてしまいましたが、リーコルから戻ってきたOGMのブルーヘブン。
早速、前回の沖縄遠征で使用しましたが、幾つか問題が・・・・。
まず、ドラグが設計の9kgに達しない為がリコールの理由でしが、戻ってきたリールもいまひとつ・・・・・。
どんなにカムを締め込んでも6kgに達しない、最後の1ノッチ(2Kgアップ)のところまでやって6kgちょっと
え〜・・・・・これ修理してるの????
戻ってきたリールに同梱されていた納品書には「ドラグ値が向上した事を確認しました」とあるのですが、実測上はダメ・・・。
ん〜。。。。迷うものの、最大ドラグ値6kg弱ならいいか!と思い沖縄まで持っていく事に!!
(ノーマルヘブンは余裕で9kg出ます。ドラグの掛かり方が全然違います)
実際、沖縄で使用すると今度は別の問題が
フォールがめちゃくちゃ遅い!!!!
ノーマルヘブンとは明らかに違うフォール速度!
何これ??スーパーフリースプールなんじゃないの???
明らかに遅い・・・・。
暫く、このまま使ってましたがストレスが溜まってきたので、バックアップのノーマルヘブンに交換しました。
家に帰ってから気づいたのですが、リーコルから戻ってきたOGMはレバードラグがフリーポジションにあっても、ハンドルを回すとスプールが回転する現象が起きてました。
これは、クラッチがちゃんと切れていない証!!!
仕方ないので、分解して確認すると・・・・・なんとコルクワッシャーが浮いている
この浮いた部分が微妙に干渉してたようです。

試しにコルクワッシャーを裏表逆につけてみると、スプールに対してフラットになるようになりました。

このまま組み付けると、ちゃんとクラッチは切れるようになりました。
なんか、がっかり・・・・・。
機械である以上は個体差あって当然とおは思いますが、ノーマルヘブンの2倍もする機体がこれでは・・・・
フォールに関してもスプールを止めているビスをほんの僅か緩めてあげたら解消しました。
(写真はノーマルヘブンを調整した時のものです)

そんなこんなで、使い勝手は良くなったものの、ドラグ値だけは個人ではこれ以上どうしようもないので、ちょっと考えたいと思います。
それと、これは余談ですが付属品でついてくるエコノマイザー。

これ使うとラインが楕円でスプールに巻かれてしまう場合があります。
気にならない人はいいですが、ゴリはこう言うのダメなので、必ず下巻きをスプールの1本線ちょっとまで入れてます。
これでEX8、MX4の2.5号ならスプールツライチで600mがピッタリ入ります。

ブルーヘブンの良さは十分わかってますし、OGMもいいリールのはず・・・・なので、長く使えるよう付き合っていきたいと思います。
でも、ゴリは普通にノーマルブルーヘブンを強〜く、お勧めします(爆)
んじゃ!!!
追記:その後、2回目のピットインで完全に復活しました。
「17' SOM ブルーヘブンL50 OGM S2T 完全復活!!」の記事はコチラ
楽しかった夏休みもあっという間に終わってしまい、社会復帰へのリハビリ中なゴリです、どーも

以前投稿したブルーヘブンのリコールの記事にも書いていたリールが戻ってきたので「その後」を書きたいと思います。
「SOMブルーヘブン L50 大田ガレージモデル」の記事はコチラ
ご存知の方も多いとは思いますが、Newブルーヘブンの大田ガレージモデルのリコール。
どんな内容か言うと、クラッチをフリー状態にした際に「スプールがカタカタなる」、「ドラグ値が設計より低くしか掛からない」が主な内容でした。
SOMに電話で確認したところ、ゴリの機種も対象の症状が出ていた為、郵送する事に。。。。
金曜のお昼に宅急便で出したのですが、土曜の午前中には修理が完了して戻ってきました。
なんと、24時間以内の対応!!!!ダイソンより凄いスピーディ

で、実際のところこんな感じです。
リコール前↓
修理後↓
おおお〜〜!!無事に直ってる!!
これでこいつも沖縄に持っていける!!!と思ったのが出発3日

この大田ガレージモデル、ノーマルと何が違うのかと言うと、まずは軽量であること、本体のサイドカバーの肉抜きにハンドルはカーボン化、グリップも肉抜き加工がされおり、感度が向上しているとのこと。また、ハンドルシャフト、スプールシャフト、ハンドルリベットがノーマルヘブンはステンレス素材に対して、OGM(大田ガレージモデル)はチタン合金製。このパーツ加工に大田区の工場が関わっているから大田ガレーモデルという名前の由来になってます。
以前のブルーヘブンではノーマルヘブンがステンレスギア、OGMが真鍮ギアだったのに対して、17’ヘブンからノーマルが真鍮ギア、OGMがステンレスギアに変わっています。
これが17’ノーマルヘブンのギア
こちらが17’ OGMのギア
見ての通り全然違う素材と言うのはわかっていただけると思います。
実際の巻き心地も全然違い、ノーマルヘブンの方がしっとり系で今風のリールって感じです。
それに比べ、OGMは硬いギア同士が噛み合っている感じは強く受けます。
イメージとしては、ダイワのイグジストのノーマルギアが17’ノーマルヘブンなら、OGMはハイパーデジギアに近い感じです。
これも感度の観点から、硬い素材の選択になったんだそうです。
それと、もう一つ違うのが、レバードラグのフリーの位置からMINまでの距離。
レバードラグ式のリールをご使用された事がある方はわかると思いますが、ここの微調節でスプールにブレーキをかける事ができるので、フォール速度の調整が出来る様になります。
オシアジガーでいう、メカニカルブレーキみたいな感じです。
ここの距離がノーマルヘブンと比べて広い為、調整の幅が大きくなるので、より細かい調整ができるようになります。
もっと詳しく知りたい方はメーカーHPをご覧ください。
大分、話が逸れてしまいましたが、リーコルから戻ってきたOGMのブルーヘブン。
早速、前回の沖縄遠征で使用しましたが、幾つか問題が・・・・。
まず、ドラグが設計の9kgに達しない為がリコールの理由でしが、戻ってきたリールもいまひとつ・・・・・。
どんなにカムを締め込んでも6kgに達しない、最後の1ノッチ(2Kgアップ)のところまでやって6kgちょっと

え〜・・・・・これ修理してるの????
戻ってきたリールに同梱されていた納品書には「ドラグ値が向上した事を確認しました」とあるのですが、実測上はダメ・・・。
ん〜。。。。迷うものの、最大ドラグ値6kg弱ならいいか!と思い沖縄まで持っていく事に!!
(ノーマルヘブンは余裕で9kg出ます。ドラグの掛かり方が全然違います)
実際、沖縄で使用すると今度は別の問題が

フォールがめちゃくちゃ遅い!!!!
ノーマルヘブンとは明らかに違うフォール速度!
何これ??スーパーフリースプールなんじゃないの???
明らかに遅い・・・・。
暫く、このまま使ってましたがストレスが溜まってきたので、バックアップのノーマルヘブンに交換しました。
家に帰ってから気づいたのですが、リーコルから戻ってきたOGMはレバードラグがフリーポジションにあっても、ハンドルを回すとスプールが回転する現象が起きてました。
これは、クラッチがちゃんと切れていない証!!!
仕方ないので、分解して確認すると・・・・・なんとコルクワッシャーが浮いている

この浮いた部分が微妙に干渉してたようです。
試しにコルクワッシャーを裏表逆につけてみると、スプールに対してフラットになるようになりました。
このまま組み付けると、ちゃんとクラッチは切れるようになりました。
なんか、がっかり・・・・・。
機械である以上は個体差あって当然とおは思いますが、ノーマルヘブンの2倍もする機体がこれでは・・・・

フォールに関してもスプールを止めているビスをほんの僅か緩めてあげたら解消しました。
(写真はノーマルヘブンを調整した時のものです)
そんなこんなで、使い勝手は良くなったものの、ドラグ値だけは個人ではこれ以上どうしようもないので、ちょっと考えたいと思います。
それと、これは余談ですが付属品でついてくるエコノマイザー。
これ使うとラインが楕円でスプールに巻かれてしまう場合があります。
気にならない人はいいですが、ゴリはこう言うのダメなので、必ず下巻きをスプールの1本線ちょっとまで入れてます。
これでEX8、MX4の2.5号ならスプールツライチで600mがピッタリ入ります。
ブルーヘブンの良さは十分わかってますし、OGMもいいリールのはず・・・・なので、長く使えるよう付き合っていきたいと思います。
でも、ゴリは普通にノーマルブルーヘブンを強〜く、お勧めします(爆)
んじゃ!!!
追記:その後、2回目のピットインで完全に復活しました。
「17' SOM ブルーヘブンL50 OGM S2T 完全復活!!」の記事はコチラ