2017年09月18日
トルサ レバーブレーキ機能を改良してフォールスピードを調整
チッスチスチス!!
3連休なのに2日間も仕事が入ってしまいました。
どっちにしろ台風も来てるので、この天候では釣りには行けませんが・・・・
どーも
ヒッキーなゴリです

今日は3連休唯一の休みだったので家でまったりしながら、久々にトルサを弄ってました。

このトルサ、すでに終売になってしまったリールなので入手方法と言えばオークションなどから購入するしかないのですが、とっても優秀。
何が良いってその剛性とフォールの速さ、そしてレバードラグ式リールなのに、レバーを絞り込んでも全然巻きが重くない事!!
しかし、以前に記事にした様に、スタードラグ式リールと違ってメカニカルブレーキが無いため、フォール時に気が緩むと一気にバックラッシュ
こんな感じでラインがボワッとなっちゃう事も!

「スタードラグ or レバードラグ?どっちがお好き??」の記事はコチラ
最近購入したSOMのブルーヘブンはスプールフリーからドラグが効き始めるMINの位置までの間がラチェットが効かない様に設計されており、微妙なブレーキをかける事が出来る為、フォール速度をコントロールすることが出来ます。

それに比べ、トルサはスプールフリーの位置からドラグが効き始めるポジションまでの距離が短い上に、等間隔でラチェットが効く様に設計されてる為、レバーでのブレーキ調整が極めて難しい
なら、調整出来る様にしちゃえ!って事でちょっと弄ってみました。
弄ったのは単純に、レバーガイド(横の銀色のプレート)の音出しピンがハマる穴を削るだけ。
ノーマルプレートの下から2番目の穴と、3番目の穴をルーターで削って繋げてあげます。
Before

After

こんな感じです
本体に取り付けるとこんな感じで削った部分がわかりやすいと思います。

写真で見ると、調整範囲が狭い様に思われるかも知れませんが、指が触れるドラグレバーの位置になると1cm位の調整可動域が出来ます。
また構造上、ドラグレバーアタリBというパーツの真上が、このレバーブレーキの微調整ゾーンになる為、程よいスプリングバック(レバーが勝手にスプールフリーポジションに戻ろうとします。下記の動画にも映っています。)が感じれる為、かなり調整しやすいです。もし、調整範囲上でスプリングバック感を弱くされたければ、このドラグレバーアタリBのバネを少し切って貰えば調整が可能になります。
こんな感じで調整出来ますというのを動画にしてみました。
スプールを空転させて、少しずつレバーを絞り込んで行くとラチェットは掛からずに、スプールにブレーキが掛かる様になります。
こんな感じで、レバーを絞った分だけブレーキを掛ける事が出来ます。
勿論、左手の親指ブレーキも重要なんですが、このレバーブレーキも併用するとフォールのコントロールはさらにやりやすくなると思います。
今回のカスタムですが、最大ドラグ値を何キロに設定するかでも調整する穴の位置が変わって来ます。
ゴリはドラグMAX値を8kg程に設定していますので、レバーガイドの穴が2つ目+3つ目で丁度良いのですが、もっと高いドラグ値に設定するとブレーキの効き始めのポイントが手前から効き出しますので、穴の拡張位置に調整が必要です。逆に、もっと軽いドラグ値に設定すると、レバーガイドの穴が3つ目より上で効き始める場合もありますので、3つ目+4つ目位で調整する必要があるかも知れません。その辺りは個体差を含め、調整が必要になります。
毎回の事ですが、カスタムされる際は自己責任でお願い致します。
んじゃ!!!
3連休なのに2日間も仕事が入ってしまいました。
どっちにしろ台風も来てるので、この天候では釣りには行けませんが・・・・

どーも



今日は3連休唯一の休みだったので家でまったりしながら、久々にトルサを弄ってました。

このトルサ、すでに終売になってしまったリールなので入手方法と言えばオークションなどから購入するしかないのですが、とっても優秀。
何が良いってその剛性とフォールの速さ、そしてレバードラグ式リールなのに、レバーを絞り込んでも全然巻きが重くない事!!
しかし、以前に記事にした様に、スタードラグ式リールと違ってメカニカルブレーキが無いため、フォール時に気が緩むと一気にバックラッシュ

こんな感じでラインがボワッとなっちゃう事も!
「スタードラグ or レバードラグ?どっちがお好き??」の記事はコチラ
最近購入したSOMのブルーヘブンはスプールフリーからドラグが効き始めるMINの位置までの間がラチェットが効かない様に設計されており、微妙なブレーキをかける事が出来る為、フォール速度をコントロールすることが出来ます。

それに比べ、トルサはスプールフリーの位置からドラグが効き始めるポジションまでの距離が短い上に、等間隔でラチェットが効く様に設計されてる為、レバーでのブレーキ調整が極めて難しい

なら、調整出来る様にしちゃえ!って事でちょっと弄ってみました。
弄ったのは単純に、レバーガイド(横の銀色のプレート)の音出しピンがハマる穴を削るだけ。
ノーマルプレートの下から2番目の穴と、3番目の穴をルーターで削って繋げてあげます。
Before
After
こんな感じです

本体に取り付けるとこんな感じで削った部分がわかりやすいと思います。
写真で見ると、調整範囲が狭い様に思われるかも知れませんが、指が触れるドラグレバーの位置になると1cm位の調整可動域が出来ます。
また構造上、ドラグレバーアタリBというパーツの真上が、このレバーブレーキの微調整ゾーンになる為、程よいスプリングバック(レバーが勝手にスプールフリーポジションに戻ろうとします。下記の動画にも映っています。)が感じれる為、かなり調整しやすいです。もし、調整範囲上でスプリングバック感を弱くされたければ、このドラグレバーアタリBのバネを少し切って貰えば調整が可能になります。
こんな感じで調整出来ますというのを動画にしてみました。
スプールを空転させて、少しずつレバーを絞り込んで行くとラチェットは掛からずに、スプールにブレーキが掛かる様になります。
こんな感じで、レバーを絞った分だけブレーキを掛ける事が出来ます。
勿論、左手の親指ブレーキも重要なんですが、このレバーブレーキも併用するとフォールのコントロールはさらにやりやすくなると思います。
今回のカスタムですが、最大ドラグ値を何キロに設定するかでも調整する穴の位置が変わって来ます。
ゴリはドラグMAX値を8kg程に設定していますので、レバーガイドの穴が2つ目+3つ目で丁度良いのですが、もっと高いドラグ値に設定するとブレーキの効き始めのポイントが手前から効き出しますので、穴の拡張位置に調整が必要です。逆に、もっと軽いドラグ値に設定すると、レバーガイドの穴が3つ目より上で効き始める場合もありますので、3つ目+4つ目位で調整する必要があるかも知れません。その辺りは個体差を含め、調整が必要になります。
毎回の事ですが、カスタムされる際は自己責任でお願い致します。
んじゃ!!!
Posted by ゴリゴリン at 00:54│Comments(0)
│リール