淡水鱒時々潮魚

ちっすちすちす！！！

今日も南国沖縄からブログアップっす！！




今日は沖縄フレンドのニッシーのエメラルダスINF2506のオーバーホールです。
回した感じがゴロゴロゴロ・・・・・。
うーーーーん、使い込んでるかんじかなぁ？？



今回のオーバーホールはあくまでもオーバーホール。
異常がなければベアリングも交換無し！！！

たしかにエギングリールにちょう滑らかなリーリングは不要。
管釣りリール程の敏感仕様にしなくても、気持ちよく回るリールにするのが重要だと思います。
なので、今回はきちんとしたパーツ洗浄と、ある程度の粘度のあるグリスで組み上げたいと思います。







とくにマグシールドが入っているとかそういった最近のモデルではないリールですが、シンプルな構造でメンテナンス性は抜群のリールです。
ダイワだからマグシールドのリールにしないとなんていうのは固定概念かな！？！
ちなみに今ならAmazonで１万ちょっとで買えちゃいます



■エメラルダスINF 2506
巻取り長さ:70cm(ハンドル1回転あたり)
ギア比:4.7:1
自重:230g
最大ドラグ力:3kg
PE糸巻量(号-m):0.6-180/0.8-140/1-110
ベアリング(ボール/ローラー):6/1
EVA製ラウンドノブ
エアベール
ABS
クロスラップ
ツイストバスターII



んでわ、分解してきやーーーす。
（分解組み上げ手順は大分省いているので、詳細は同じ構造のイグジスト1003を見てください）


まずはスプールをはずしてローターを外すんですが、このビスが緩み防止の役割を果たしているので、コイツをはずします。






そんで、12mmの眼鏡レンチで外すと簡単にローターがはずれます。トルクの掛け方が分からなくならないようにマーキングした方がいいです。






そしたら、あとは簡単にワンウェイクラッチとかが出てきます。
順番が分からなくならないようにさえしていればOKです！！

このリールは右側のベアリングとドライブギヤがバネで固定されているの先にそいつを外します。
こいつを無闇矢鱈に力ずくではずとまがっちゃうので注意が必要です。






あとは反対側のネジを三つ外します。
これは全てネジの長さが同じですので、バラバラになっても大丈夫。

そーすると、ほーーーーら、ボディーが開いたでしょ！！




さぁ、このリールここから大変

潮が固まる程の被害は全くないんですが、かなりハードユースされてるので、それなりのよごれが。。。。。。


パーツは一つずつクリーナーで洗浄していきます。
頑固な汚れは１０分浸け置きで！！（笑）

ギヤは大分、きているのでちょっとバリ取りてきにハブがけ。
外はちょっと雑でも大丈夫！
ちなみにこんな鏡面仕様にしてみましたがとくに意味はありません。







肝心なのは、こっち！！
ギヤ面をほんのちょっとルーターでキレイにしてやります。







今回はエギングベースのリールなので、グリスはスーパールーベにしておきました。
それと、純正でドライブギヤの遊びが少なく、コロコロ感があったので、シマノのワッシャー0.01mmを２枚調整してセンターを出します。
ダイワの調整ワッシャーでもいいですが、シマノも規格はまったく同じでシマノの方が安いのでオススメです。
それと、このセンター出しですが、イグジストのように外から調整できるタイプいいですが、TD系のように分解しないと調整出来ないタイプもあるので、よく展開図を見ながら調整してみてください。




そして、ラインローラー。
こいつは最初からまったく回りません










見てのとおり、錆と潮でガチガチです。

こいつは我が家にあまってるリビアスのパーツを一部移植します。












ベアリング仕様ではないので、なっとくいくほど回りませんが、オーバーホール前よりはいいかな。。。。
ただ、エギングだとあんまりラインローラーにテンションかからないからなぁ〜・・・・
ここは、次回ベアリング仕様にしましょ！！






そして、スプール。
うーーーーーん、ゴミだらけ（笑）

こいつも洗浄オーバーホールです。




我が家のドラグはすべてシロクマグリスなので、この子もシロクマちゃん仕様です。




あとは各部、ワックス掛けして終了！！！




巻き心地も大分軽くなっていい感じ！！！！




先日、沖縄でニッシーにあった際にオーバーホールしたエメラルダス渡しましたが、めっちゃ感動してくれて嬉しい限り！！
こいうのは作業の疲れも吹っ飛ぶね〜。




んじゃ！！！
明日は、GT狙ってきます！！