2018年01月02日
折れる?曲る?ジギングのアシストフックの強度テスト
チッス!!!
明けましておめでとう御座います
今年もよろしくお願い致します。
さて、今年一発目のネタはジギングフックの強度です。
ジギングをされる方ならフック折れやフックの伸びを一度は経験したことが有るのではないでしょうか?
ゴリは伸びるとか折れるとかではなくブルーマーリンに分解されたことも・・・・
(爆)

遠征であればビッグワンのチャンスの可能性も高まる為、尚更フックの信頼度は高い方がいいですよね。
強く太く伸びないフックが必ずしも良い訳ではありませんが、キャッチ出来る可能性は高くなると思っています。
ただ、強度面だけであれば、ツナブレードやバーチカルヘビー、チューンド管ムロに勝るものはないと思っていますが、食い渋り時などフックサイズを落とさなければならい様なシーンも有ると思います。
ネット上では色んなインプレもありますが、やっぱり自分で確かめるのが一番!!!
個人的に色々なフックを試してある程度の手答えはありますが、数値面での結果も気になり、今回は管付きではないフックを対象として検証してみました。
(各メーカーで表記サイズの統一性がないので、見た目のサイズで揃う様にしています)
今回テストしたのこちらの3種類。
ゴリが現在使い分けをしているメインのフックです。

1.パイク3/0(デコイ) 2.スピア3/0(ヴァンフック) 3.ヘビースパーク2/0(シャウト)

カツイチ(KATSUICHI) デコイ パイク AS-03 2/0
1.パイクはスロージギングではとっても有名なワイドゲイプでシャンクに角がついているフック。
測定したフックの中では最軽量フックです。
佐藤曲げ仕様もありますが、サイズが3/0までしかないので、今回のはノーマルパイクです。

VANFOOK(ヴァンフック)SA-60 スピアシングルアシスト シルバー 2/0
2.は重いですがヘビーワイヤーでラウンド型タイプのフック。
ラウンド型は吸い込みが良くないと言われていますが、重量も4つの中では最重量。
ワイヤー径は4種類の中では一番ふといです。

シャウト! 233CH ヘビースパーク 3/0.
3.はフッ素コーティングがされているゲイプが狭目のシャンクが鋭角なフック。
沖縄遠征時のスタンダードフックです。
シャンク部分まで平打ち仕様になっています。
今回の計測方法は15kg、17.5kg、20kg、22.5kg、25kg毎にお守りを足していき、各重さで5分待った時点での曲がりを測定しています。
また、計測に差が出ない様に各フック3本ずつ試しています。
それでは測定結果を見ていきましょう!!
差がわかりやすい様に一気に連続写真で行きます。
1.パイク





22.5kgまでは少し伸びる程度でまだまだ大丈夫そうでしたが、25kgになると折れてしまいました。
因みに3本中2本が折れてしまいましたが、これだけ軽量な細軸ですからもっと初期段階で折れるかと思っていたので大健闘です。
4/0サイズも含め対象魚を間違わなければ優秀そうですね。
2.スピア





各ウェイトに応じて少しずつ開く感じでしたが25kgでも耐えてくれました。
スピアは太軸だけあってやはり強度は抜群ですが、復元性は弱い様で一度伸びるとのびっぱなしと言う印象でした。
昨年の沖縄遠征でデカイカンナギを掛けた時に使用していたのがこのスピアでした。
3.ヘビースパーク





こちらもスピア同様にジワジワと伸びていく感じでしたが、25kgでも耐えてくれました。
スピアよりは伸びる感じがありますが、復元力があり元の形状に戻ろうとする力は強い様でテンション適度にキープしてくれそうな印象です。
因みにTCスパーク2/0で試したところ、22.5kgで伸びきってしまいました。
如何だったでしょうか?!
もう少し高負荷を掛けたテストもしたかったのですが、初っ端にパイクが折れて、折れた破片の飛び方にビビってしまいました(笑)
個人的には各フックの開き方に若干の差はあるものの、普段使っているフックの気になっていた特性が分かり勉強になりました。
今回はきちんとフッキングしたことを前提に一定の負荷が一定時間のみ掛かっている試験を行いましたが、実際の釣りではフッキングが甘く深くまで刺さ去らずに局所的に負荷が掛かったり、急なツッコミなどによって掛かる負荷は今回の実験の通りでは無い事の方が多いと思います。
それを踏まえてドラグやPE、リーダー、リング関係もセッティングの参考にしていただければ幸いです。
ガッチリ太軸で止める釣りがいいのか、軽量細軸で食い渋りに対応してドラグを出した方が良いのか。。。。地形やシチュエーションによって選択肢のパターンが別れそうですが、セッティングを突き詰めて行くのは面白いですね。
何か皆さんからのオススメのフックがあれば教えてください。
んじゃ!!
明けましておめでとう御座います

今年もよろしくお願い致します。
さて、今年一発目のネタはジギングフックの強度です。
ジギングをされる方ならフック折れやフックの伸びを一度は経験したことが有るのではないでしょうか?
ゴリは伸びるとか折れるとかではなくブルーマーリンに分解されたことも・・・・


遠征であればビッグワンのチャンスの可能性も高まる為、尚更フックの信頼度は高い方がいいですよね。
強く太く伸びないフックが必ずしも良い訳ではありませんが、キャッチ出来る可能性は高くなると思っています。
ただ、強度面だけであれば、ツナブレードやバーチカルヘビー、チューンド管ムロに勝るものはないと思っていますが、食い渋り時などフックサイズを落とさなければならい様なシーンも有ると思います。
ネット上では色んなインプレもありますが、やっぱり自分で確かめるのが一番!!!
個人的に色々なフックを試してある程度の手答えはありますが、数値面での結果も気になり、今回は管付きではないフックを対象として検証してみました。
(各メーカーで表記サイズの統一性がないので、見た目のサイズで揃う様にしています)
今回テストしたのこちらの3種類。
ゴリが現在使い分けをしているメインのフックです。
1.パイク3/0(デコイ) 2.スピア3/0(ヴァンフック) 3.ヘビースパーク2/0(シャウト)
カツイチ(KATSUICHI) デコイ パイク AS-03 2/0
1.パイクはスロージギングではとっても有名なワイドゲイプでシャンクに角がついているフック。
測定したフックの中では最軽量フックです。
佐藤曲げ仕様もありますが、サイズが3/0までしかないので、今回のはノーマルパイクです。
VANFOOK(ヴァンフック)SA-60 スピアシングルアシスト シルバー 2/0
2.は重いですがヘビーワイヤーでラウンド型タイプのフック。
ラウンド型は吸い込みが良くないと言われていますが、重量も4つの中では最重量。
ワイヤー径は4種類の中では一番ふといです。
シャウト! 233CH ヘビースパーク 3/0.
3.はフッ素コーティングがされているゲイプが狭目のシャンクが鋭角なフック。
沖縄遠征時のスタンダードフックです。
シャンク部分まで平打ち仕様になっています。
今回の計測方法は15kg、17.5kg、20kg、22.5kg、25kg毎にお守りを足していき、各重さで5分待った時点での曲がりを測定しています。
また、計測に差が出ない様に各フック3本ずつ試しています。
それでは測定結果を見ていきましょう!!
差がわかりやすい様に一気に連続写真で行きます。
1.パイク
22.5kgまでは少し伸びる程度でまだまだ大丈夫そうでしたが、25kgになると折れてしまいました。
因みに3本中2本が折れてしまいましたが、これだけ軽量な細軸ですからもっと初期段階で折れるかと思っていたので大健闘です。
4/0サイズも含め対象魚を間違わなければ優秀そうですね。
2.スピア
各ウェイトに応じて少しずつ開く感じでしたが25kgでも耐えてくれました。
スピアは太軸だけあってやはり強度は抜群ですが、復元性は弱い様で一度伸びるとのびっぱなしと言う印象でした。
昨年の沖縄遠征でデカイカンナギを掛けた時に使用していたのがこのスピアでした。
3.ヘビースパーク
こちらもスピア同様にジワジワと伸びていく感じでしたが、25kgでも耐えてくれました。
スピアよりは伸びる感じがありますが、復元力があり元の形状に戻ろうとする力は強い様でテンション適度にキープしてくれそうな印象です。
因みにTCスパーク2/0で試したところ、22.5kgで伸びきってしまいました。
如何だったでしょうか?!
もう少し高負荷を掛けたテストもしたかったのですが、初っ端にパイクが折れて、折れた破片の飛び方にビビってしまいました(笑)
個人的には各フックの開き方に若干の差はあるものの、普段使っているフックの気になっていた特性が分かり勉強になりました。
今回はきちんとフッキングしたことを前提に一定の負荷が一定時間のみ掛かっている試験を行いましたが、実際の釣りではフッキングが甘く深くまで刺さ去らずに局所的に負荷が掛かったり、急なツッコミなどによって掛かる負荷は今回の実験の通りでは無い事の方が多いと思います。
それを踏まえてドラグやPE、リーダー、リング関係もセッティングの参考にしていただければ幸いです。
ガッチリ太軸で止める釣りがいいのか、軽量細軸で食い渋りに対応してドラグを出した方が良いのか。。。。地形やシチュエーションによって選択肢のパターンが別れそうですが、セッティングを突き詰めて行くのは面白いですね。
何か皆さんからのオススメのフックがあれば教えてください。
んじゃ!!
この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。
今年も濃いブログ楽しみにしてます。
何時も思っていたのですが(船釣りをしてた頃)魚が掛かると当然引っ張られるのですが…。磯などからの釣りと違い、理解出来ないような折れ方曲げられ方をされた記憶があり個人的には太軸を使ってました。まあ、この変に関してはゴリさんの方が詳しいと思うのですが(汗
東京でのご活躍をお祈りします。
今年も濃いブログ楽しみにしてます。
何時も思っていたのですが(船釣りをしてた頃)魚が掛かると当然引っ張られるのですが…。磯などからの釣りと違い、理解出来ないような折れ方曲げられ方をされた記憶があり個人的には太軸を使ってました。まあ、この変に関してはゴリさんの方が詳しいと思うのですが(汗
東京でのご活躍をお祈りします。
Posted by 荷上げ屋 at 2018年01月02日 05:00
荷上げ屋さん
明けましておめでとうございます。
舟釣りは確かにモンスター掛かる事有りますよね。モンスタークラスを獲ろうと思うジギングの道具では限界かもしれないですね・・・。
勉強の為にも泳がせ釣りが必要かもしれないです。
明けましておめでとうございます。
舟釣りは確かにモンスター掛かる事有りますよね。モンスタークラスを獲ろうと思うジギングの道具では限界かもしれないですね・・・。
勉強の為にも泳がせ釣りが必要かもしれないです。
Posted by ゴリゴリン
at 2018年01月03日 02:53

フックについてはまだ定まってなくて今でも色々使っている状況です。(ニックプロZ、貫、パイク、TCスパーク)
年々釣果が厳しくなってきてるのでセッティングを考えないといけないなと思っています。
今週の初ジギングでヘビースパーク試してきます。
年々釣果が厳しくなってきてるのでセッティングを考えないといけないなと思っています。
今週の初ジギングでヘビースパーク試してきます。
Posted by 丸坊主 at 2018年01月03日 09:36
アシストフックはシングルがま、
ツインはスパーク派です(^^)
パイクは私の腕不足なのか、
折れることが多い印象ですね。
ツインはスパーク派です(^^)
パイクは私の腕不足なのか、
折れることが多い印象ですね。
Posted by ボン
at 2018年01月03日 22:52

明けましておめでとうございます!
東京に転勤になるんですね。
馴染みのある和歌山ジギング記事が読め無くなるのは寂しいですね。
フックの強度実験記事、大変タメになります!!
フックを選ぶ時には、この記事を参考にしたいと思います。
東京に転勤になるんですね。
馴染みのある和歌山ジギング記事が読め無くなるのは寂しいですね。
フックの強度実験記事、大変タメになります!!
フックを選ぶ時には、この記事を参考にしたいと思います。
Posted by 半蔵 at 2018年01月06日 11:49
丸坊主さん
年々渋くなってますが何なんでしょうね?!
そろそろイカと泳がせの専門に徹しましょうか?笑
年々渋くなってますが何なんでしょうね?!
そろそろイカと泳がせの専門に徹しましょうか?笑
Posted by ゴリゴリン
at 2018年01月06日 17:27

ボンさん
全く同じです。
今年はデカイの掛けたいです。
全く同じです。
今年はデカイの掛けたいです。
Posted by ゴリゴリン
at 2018年01月06日 17:29

半蔵さん
しばらく東京で修行して来ます。
色々な地で釣りするのも意外と勉強になります。
しばらく東京で修行して来ます。
色々な地で釣りするのも意外と勉強になります。
Posted by ゴリゴリン
at 2018年01月06日 17:31
